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クレカの基礎知識 – 目次 –
提携カードって何?
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ある企業のサービスを盛込んだ特化型カード
現在、クレジットカードを申し込みできるお店は、多岐に渡ります。
多くのガソリンスタンドやスーパーマーケット、ファッションなどのチェーン店、そしてコンビニエンスストアなど、それぞれ独自のデザインとサービス機能を付加した提携クレジットカードを作ることができます。
提携カードの大きなメリットは、その提供されるサービスなどの利用に対して、キャッシュバックを含めた高い還元率のポイント制度などのサービスです。こうした独自のショッピングポイントは、クレジットカード機能の利用に関わらず、貯まる仕組みのものも多いので、普段お買い物をするスーパーマーケットやガソリンスタンドなどのカードは、その利用頻度によってメリットが大きく出てきます。
また、提携カードの良さは、カードの発行手数料や会員手数料までも無料としているところが特徴の一つです。 維持負担のマイナスがほとんど無く、クレジットカード機能としては、プロパーカードと比べても遜色無く使えて便利なので広く普及しています。
そして、申込書などもポイントカードなどと併用した物が多く有るため、生活の様々な場面で見ることができて、入会の入り口が多いのも特徴です。併せて、提携カードは、その申込の入口が提携先の売上などを左右する消費顧客を対象としていることから、一般のプロパーカードと比べて、審査基準がやや甘いと言われています。
実際、信販系のクレジットカードとの提携カードは、プロパーカードと比べて、一段低い審査基準になっている事が多く、提携カードならではの大きな特徴でありメリットになっています。
しかし、反面、カード発行会社側のポイント還元率が、プロパーカードと比べて低く、各サービスへのカード利用が分散してしまうことで、クレジットの利用ポイントが貯まり難い事も覚えておかなくてはなりません。
提携カードを作る上で最も大事なことは、それを持っていることにより、提携企業先の大きなサービスを受けられること事が大切となります。例として、ファッションのお店やショッピングモール、百貨店、ガゾリンスタンドなどを利用する際に、割引が発生したり、通常以上のポイントが還元されたり、ラウンジでドリンクが無料で提供されるなど、手厚い待遇を受けれるのが提携カードの魅力です。
提携カードを上手く使い、生活の様々な場面でクレジットカードを賢く利用しましょう。